注…実施から執筆まで約2年半のブランクがありますので、記憶が曖昧になっています。 夏休みもとうとう終わる9月下旬。 初の野宿旅行(秋田)で味をしめたRONは同窓生藤江氏を道連れに長野へ旅立った。 1日目
新宿発の臨時夜行快速列車に乗って中央線を西へ向かう。車内はガラガラの貸し切り状態で、藤江が持ってきたウイスキーを飲んでいたような気がする…。次第に眠くなり、ボックス席に横になる。すごく窮屈だった。 2日目
まだ暗い頃(5時前だったかな?)に松本に到着。ちょっと寒い。 始発の松本電鉄に乗り換えて新島々へ向かう。なんだか車内が独特の臭いに満ちていたのを覚えているがほとんど眠っていた。新島々でさらに上高地行きのバスに乗り換えたのだが、全然記憶に残ってない。 上高地に到着すると、寒い!寒い!息は白いし、半袖でウロウロしているのがバカみたいだった。テキトーにぶらぶらして、何か食べて(うどんだったかなぁ)再び松本へ戻った。 そして松本城を急襲。 お城だ。でっかい名城だ。 残念なことに改修中だったため内部の見学はできなかった。 その後、何だったかの資料館へ行ってみようとしたが場所が分からずに断念して駅へ戻る。 特急に乗って長野市に到着したところで日が暮れてきたので、焦って買い物をする。 ワインを買ったが栓抜きがなかったので無印良品で買った。高かったなあ。800円くらいしたような気がする。この栓抜きは今も現役です。しかし旅先で栓抜きを買うなんてベタな話だよなあ…。 そしてさすがに長野市街地周辺での設営は無理だと判断し、バスに乗って(どこ行きだったかなあ)どこかで降りた。(「どこ」「何」連発で、もう旅行記じゃなくなっている気がするけど…) 真っ暗なので場所を探すのに苦労したが、結局バス停近くの池のほとりに設営を決めた。 当時現役だった空気圧式テント(フレーム支柱ではなくて、足踏みポンプで注入した空気で自立する)を設営し、薄ぼんやりのケロシン(白灯油)ランタンを点火。 レトルトのパスタ&ソースを飯盒で炒めて食べた。そしてせっかく買ったワイン1本も酒豪2人の前には、フライパンの水滴のように無くなってしまう運命にあったのである。 3日目
設営地 大座法師池 長野県入りしてからずっと曇っていたが、ここへ来てとうとう雨が降り出してしまった。 藤江氏主導の下に何とか撤収を終え、バスで善光寺へ向かう。 善光寺を一通り見学し、電車で上田へ向かう。 そして上田から上田交通で別所温泉へ。 気持ちよく外湯につかり、設営場所を探すと駅から約10〜15分ほど歩いたところに、池&テニスコート付き公園を発見!別に池もテニスコートも必要ないんだけど。 ただ、水道とトイレという2大アイテムが不足していたのだ。不足というか無かったんだけどね。 そこで設営。 夕ご飯は何食べたんだっけ・・。あれ?昼ごはんは?まあいいか。 酒を飲んだのは覚えてるなあ。たぶん、藤江が持ってきたウイスキーだったような。 星空がすっげー綺麗だったから眺めていたような。 べろんべろんになって寝て、夜半にのどが渇いたり、お腹がぴーぴーになって草むらでしゃがんだ記憶が残っている。 4日目
いい天気。暑い。朝起きると隣のテニスコートでテニスをしている人たちが。それを横目に撤収開始。 別所温泉から上田へ戻り、そしてやめときゃいいのに軽井沢へ向かう。 軽井沢はヒトがいっぱいだった! しかも!大量のいわゆるカユい土産物を、こともあろうに合法的に販売する店舗が軒を連ねているのである。 とにかくバックパック人間は場違いでした。 とりあえず、旧三笠ホテル(洋館。見どころらしい。)へ行ってみる。立派な洋館だった。洋館を後にして土産物を買う。酒ばっかり買った。カユいのも。 JRで軽井沢から高崎、そして赤羽で解散となった。 途中の横川で買った「峠の釜飯」はおいしかったなあ。 ってな感じで、一応約3年目にして旅行記完結ということに。 |