1・2日目(東京・室蘭) | 3日目(サロマ湖) | 4日目(網走) |
5日目(池田・釧路) | 6日目(名寄・稚内) | 7日目(洞爺湖・函館) |
8・9日目(日高・室蘭・東京) |
8・9日目(日高・室蘭・東京) |
0630 札幌駅着。道内の夜行列車は乗り尽くした。朝ご飯は立ち食いの月見うどん(300円)。玉子の食べ方って人によって違うみたいだけど、貧乏性の自分は崩さずに最後にツルッと食べちゃう。崩すとさあ、汁まで全部飲まないと損した気分じゃない?じゃないか? 0700 札幌発の特急。0741 苫小牧着。0805 苫小牧から襟裳(えりも)方面の普通列車に乗る。襟裳のーお春ぅぅぅはぁぁー何もない春なのか? 1105 終点まであと少しの日高幌別で降りる。ここには、馬事資料館があるのだ。競馬には興味が無いが行ってみよう(併設の郷土博物館とも無料。)。 小さめの資料館で驚くべき資料は無かったけど、蹄鉄を始めとする馬具や剥製は初めて見たので面白かった。 隣の郷土資料館は、元は小学校だったみたいだ。北海道の歴史やら古代の道具、そしてまたまた動物(鳥から熊まで)の剥製が展示されている。馬事資料館より面白い感じ。 そこを出ると、もうお昼過ぎ。しかし、店が無いのだ。唯一やっている店は、駅舎内のお店。それもご飯がなくなったそうでカツ丼はアウト。仕方無く天そば(700円。)で補給する。お米を食べたい・・・。そのお店も食べ終わって何分かすると閉まってしまった。危ねえ!コアラのマーチじゃ夜まで持たないぜ。 1454 日高幌別から苫小牧へ戻る。1753着。さてと、室蘭港へ戻ろう。1858+n 特急が遅れて到着。193x 東室蘭着。さらに乗り換え。194x 室蘭駅着。 フェリーでお風呂に入ろうと思ったが乾いたバスタオルが無いので、室蘭駅近くのスーパーに行くがもう閉まっちゃうところ?残念。ローソンで購入する。コンビニは偉大だ。 20xx 室蘭フェリーターミナル到着。数日前、この道を通ってサロマ湖へ向かったんだな、と思うと少し悔しさと共に感傷的になる。 2230頃 乗船。禁煙なのに喫ってるバカオヤジがいるよ!2340 出航。眠いので寝る。ああ〜久しぶりに足を伸ばして眠れる・・・。 朝、起きると、あんちくしょうが喫ってるじゃねえか!腹立つなあ。俺は喫煙所に行って吸ってるってのに。 腹に据えかねて、インフォメーションのお姉さんに注意して貰うように言う。 まったく、こういう輩には「喫煙家の肩身が狭くなったねえ」なんて言う資格は無いぞ。喫煙家も嫌煙家も迷惑するってもんだ。 気分転換にお風呂に入ることにする。かなり大きい。銭湯みたいだけど、もちろん無料。シャワーもあるし、シャンプー、洗顔料、ボディシャンプーも備え付け。眺めもいいし最高。 お風呂から上がって、船内をポケーっとしていると、あれ?往きの船内で会った人が。あららこれまた奇遇なことで。 彼は、車で紋別・稚内方面を回ったとのこと。室蘭でスピード現像したという写真を見せて貰った。車で回るのもいいなあ。屋根付きの寝床があるわけだし って免許持ってないよ、俺。彼にはまたコーヒーをごちそうになった。ありがとう。 一緒に食堂で夕ご飯を食べ終えると、もうすぐ到着のアナウンス。 1840 定時に大洗港に入港。もう旅も終わりだ。1844 バスで水戸駅まで。1920 水戸駅着。1938 上野行きの常磐線に乗る。あとは、日暮里から山手線、新宿で京王線に乗り換え、夜遅くに仙川駅着。無事に旅を終えた。 今回の敗因は、ルート選びを誤ったこと(サロマ湖北西側からのアタック)と、雪崩的に精神的支柱を失ったこと(2回目なので目標達成を目指す基盤がもろかったこと、2度も海に落ちそうになったり、ヤケドをしたこと)が主なところで、JR北海道フリー切符の存在が従たるところだと思います。 経験も浅く、我流のアウトドア術しか持たない自分にとってはこの辺りが限界なのだと思います。 ただ、今回の教訓を基にしてこれからも自分流の野宿旅行を続けようと思っています。 帰還から2か月以上も経ってしまいましたが何とか書き上げることができました。完成を待っていらした皆様、最後までご覧下さいましてありがとうございます。 また、この場を借りて北海道アウトドア・エキスプレスの Webmaster, Showheyさんを始めとして同サイトで情報の提供をしてくださった皆様にお礼申し上げます。 |
おまけ … 装備品一覧(約20kg)
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