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うどんとサンマと坊主。

趣味の魚釣りを投資と回収という視点で論じるべきではないと分かっているのですが、そこを敢えて語るならば…。
竿とリールは初期投資費用で、これはもう手元にあるので動かしようがありません。
そして、仕掛けとエサがランニングコストです。

サビキ釣りには、サビキ仕掛けエサカゴが必要です。しかし、仕掛けを竿の真下に降ろすのが基本なので、根掛かりでロストすることはまずありません。釣り場をうろついているとなぜかサビキカゴがよく捨ててあります。アミエビで汚れるから持って帰りたくないのでしょうか。
投げ釣りには、投げ仕掛けと天秤おもりが必要です。この釣り方は仕掛けを沖に向かって投げて、海底に引きずって手元に巻き上げるので、岩や海草などに引っかかってロストしてしまうことがよく起こります。
仕掛けは、こだわりを持たず1式50円くらいのものを使っているのですが、ジェット天秤だけは1個160円を超えます。こればかりはどうしようもないです。

次に、エサです。
サビキ釣りでは仕掛けのカゴに詰めたり海面に撒いたりする冷凍アミエビが必要になります。これは案外安いもので、レンガ1個で130円から200円くらいです。1個あれば、のんびりな釣りで1人3時間くらいは持ちます。
投げ釣りでは青虫(青イソメ)をよく使います。虫の太さにもよるのですが2本の置き竿でだらーっとした釣り方なら50gで3時間は余裕です。果敢に攻めるなら足りません。これが100g300円〜840円と良いお値段です。
これを何とかできないかなあと思いながら釣りサイトを眺めていると「自作餌、自作マキエの作り方」(リンク切れ)という記事を発見しました。それは、うどん液体集魚剤をまぶして生き餌の代わりにしてしまおうという大胆なものでした。
確かにこれが青虫の代わりになるのであれば、
・液体集魚剤(400g) 462円を10回分として 47円
・ゆでうどん(1袋) 33円
の合計80円で釣り放題です。

さっそくこれらを調達し、塩サンマの切り身も添えて夕方に草津漁港に行きました。塩サンマはスーパーで特売の時に買って冷凍していた80円くらいのものです。
投げ仕掛けにうどんとサンマを付けて投げるものの、折からの強風に加え、第一投目でリールのトラブルが見つかり、日が落ちるとすごく寒くてもうグダグダです。
3時間弱粘りましたが、サンマは取られるもののうどんは食われませんでした。サビキもすっからかんで、久しぶりのボウズとなりました。

この日はダメでしたが、しばらく青虫とうどん・サンマを併用して様子を見ようと思います。

チヌにこれだ!! 09.01.31】
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