最近、明らかに原付(スズキ セピア CA1EA)のパワーが落ちているのです。
大きな交差点の信号待ちから青になって、スロットルを一気に全開にしてもじわじわとしか動かず、渡りきる頃にようやく30km/hくらいのスピードだったり。
平坦な地面(道路ではないです!)でも45km/hくらいが限界で、登り坂では20~30km/hということも。
「どこかメンテナンスしないとダメなのかなあ」と少し調べてみた感じ、エアフィルタかマフラー辺りが汚れて詰まっているようなイメージをぼんやりと得ました。
まず、エアフィルタ(エアクリーナエレメント)がどんな状態なのかを確かめるためにエアクリーナーボックスを開けてみました。ネジ2本とスライドクリップを外すだけなので簡単です。
すると…!
ない。
スポンジフィルタが無いんですよ。これは中古で買った当初からなのか、それとも盗られてしまったのか。なんだよ、もう。
これでは、エンジンのシリンダ内に粉塵が入りまくりだろう。それに吸気抵抗が小さくなって混合気の空燃比が変わってしまうのではないだろうか。
取りあえずフィルタを注文しました。届くまで走らないようにしよう。
【セピア(CA1EA)エアクリーナーボックス 2010.04.13】
【エアクリーナーボックスのカバー】
コメント
えらいこっちゃぁ~。点検してみて正解ですな。
しかし、パワー不足の根本原因は、別にあるような気がします。
1、エンジンへの影響
粉塵などでピストンリングなど摩擦部品の磨耗が早まる事が懸念されますね。
2、空燃比への影響
キャブレータ式か、EFI式かにもよりますが、吸気抵抗が多少変化しても、そんなには空燃比ずれないと思いますよ。キャブレータ式の場合は、空気の流速が圧力となり、吸い出されるガソリンの量が自動的に変化しますので、空燃比はそんなにずれません。EFI式の場合は、空気の量をセンサーで検出して、それに応じて燃料の噴射量を調節するので、空燃比は一定です。
いずれにしても、短期的には、パワーが下がる方向というよりは、パワーが上がる方向の効果が出ると思いますが・・・。
さらに、点検点検 がよろしいかと。
私のセピアはキャブレター式です。吸気抵抗の変化が空燃比に大きく影響しないならばパワー減少の原因とは考えにくいですね。
次はクランクケースを開けてみて,大きな異常がなければマフラーを疑ってみます。