水槽の中はおおむね皆元気です。雄メダカの尾ビレに切れ目が入って、翌々日には元通りにくっついたりしていました。繁殖の際の争いか何かでしょうか。
さて、当初からミナミヌマエビには特にエサは与えておらず、メダカのエサのおこぼれか藻類や沈殿物をエネルギー源にさせています。モノアラガイと合わせて掃除屋的な立場が確立されたのは、水槽壁面の緑色の藻が最近見られないことからうかがえます。
中でも死骸や脱皮片などの沈殿物がタンパク源として大きいのでしょうが、脱皮片はともかくとして死骸はなるべく出さないように腐心しているところなので少々ひもじい思いをしているかも知れません。
そこで、たまには給餌しようと考えました。本当に必要なのかは分かりませんが。
今までに与えたことがあるのは、ハゼ釣りのエサとして使っていた冷凍甘エビの残りです。群がるほど大好評ではないものの、食べていました。
今回与えたのは、通販でもらった試供品。エーハイムの「リッチクランブル」(後日注…終売)。ディスカス用のエサなのですが沈降性であることと1~2mmのサイズであることから、メダカに奪われることなく、ミナミヌマエビ1匹に1かけらずつを抱えさせることができました。
話は少し変わって、釣り上げた魚をさばいた後に残る頭やはらわたは、今のところ土に埋めて肥料にしています。埋めると言っても裸地ではなくて、袋やプランターなので処理能力の限界を超えることもあります。
いずれは、これらをミナミヌマエビに処理させることはできないだろうかと思ったり、栄養をブーストして繁殖したエビを釣りエサに…。できますかね?色んな意味で。将来考えましょう。
前回に記した稚エビは最大6匹前後を確認しました。体長3~4mmのメダカの稚魚は成魚の口に簡単に吸い込まれてしまいますが、4~5mmの稚エビがメダカ成魚の口元で跳ねて危機一髪逃れたのを目撃しました。普段はメダカが手を出さないマツモの葉の上にいますし、たまにオープンな区域に飛び出したとしても、稚エビの生存率は意外と高いのかも知れません。
【ミナミヌマエビ 2010.05.31】
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