少し前からタコ釣りに興味がわいて色々調べていたのです。柔らかく仕上げたタコの天ぷらや唐揚げで一杯、っていいなあと。
タコ釣りの仕掛けは、水平方向と垂直方向で大きく分かれます。
タコテンヤはチョイ投げで引きながらの釣り仕掛けで、根掛かりしにくいように背が平で針も腹向きに3本ほどというものです。
タコジグは、岸壁直下の探り釣り仕掛けで四方八方に針が出たものをどすんと落とすものと、タコテンヤのように引きずるよう片側にのみ針が出たものがあります。
テンヤは疑似餌か生餌を縛って誘い、ジグはそのものの形が疑似餌です。
私はこのように理解しています。
【上:タコテンヤ(ゴム蟹付き) / 下:タコジグ(引きずり)】
日没近い頃に、かめや釣具でテンヤとジグを買いその足で中工場緑地へ向かいました。すぐに試してみたくなるんですよね。
上げ潮。竿はいつものコンパクトロッド。リールはいつもの1000番に3号ではなく5000番に道糸5号。道糸のチチワ直結で、ドスン型のジグ。これで岸壁を探り歩いてみました。
2m/分ほどのペースで歩きながら直下の底を探っていると、15分ほどで「根掛かり?」的な状態になりました。もちろん竿はしなりますが、ナイロンラインが何となくぶよぶよ動くのでテンションを掛けたまま雑巾を取り出し、ラインをつかんで思いっきり引っ張り上げてみました。素手だと怪我しますからね。
すると、仕掛けが動き出したのですぐさま巻き上げます。
タコでした。小さいけれどマダコでしょうか。浮かれ気分で納竿です。
【タコジグ(探り)とタコ】
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