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北海道旅行2012 その2

つづき。

【9月14日】

長距離移動の疲れを宿(鶴居ノーザンビレッジ HOTEL TAITO)の温泉で流し夕食を摂ると、案の定酒が足りないということに。また、この日は道東としては異例の高気温ということで部屋が暑い!この辺りの宿は冷房に関してはあまり考慮されていないのですね。暗くなり肌寒いほど外気温が下がっても網戸の内側は空気が流れず暑いまま。調べてみると歩いて行ける距離にコンビニがあるようなので、涼みがてら買い出しに行くことに。
建物の外は人気もなく霧に覆われていました。コンビニの途中に押しボタン式の信号機があったので、押してみるとあっと言う間に車道の信号が黄色になりやがて赤に変わりました。違和感があったので帰りに確かめてみると、やはりボタンを押した瞬間に青から黄に変わっていました。最近押しボタン式の信号がある交差点を渡らないので、良く分からないのですがこれって普通なんでしょうか。小学生の頃に通学路にあった押しボタン式の信号機ではもう少し待たされたような気がします(車道が点滅式だという違いはありますが)。

【9月15日】

朝5時。予め申し込んでいたネイチャーガイドツアーに参加して出発。車で移動しながらタンチョウやキタキツネを観察し、釧路湿原深部を目指します。キラコタン岬までの道のりは、文化庁の許可を得た上で徒歩で進みます。「岬」と名が付いているのは、釧路湿原が形成される前には低湿地が海であったことに由来するそうです。従ってキラコタン岬は湿地よりわずかに高いところにあります。
ガイドによる植生の解説などを聞きながら歩いて、40~50分ほどで景色が開けた場所にたどり着きます。が、依然として霧が濃く、期待していた湿原の景色を見ることはできませんでした。残念。
9時頃には宿に戻って朝食を摂り、タクシーで釧路駅へ。ここで展望車が連結された季節列車「ノロッコ号」に乗ります。心地よい風と良い眺めに浸っていると、あっという間に1時間弱が過ぎ、列車は終点の塘路駅に到着します。私は更に先の網走まで行くため、ここで次の列車を待つことになります。

続く。

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