小型二輪免許を取得した直後にアドレスV125Sを購入して、もうすぐ2年が経とうとしています。
4ストロークエンジンの静けさに気持ち良く乗り回していたのですが、いつの間にか計器の周りから異音がするようになりました。アイドリング時は聞こえず、スロットルを開いて加速するとびびびびびという樹脂同士が振動でぶつかるような音が聞こえ始め、ある一定の条件下での巡航中には聞こえなくなることがあります。
これが耳障りで、フロントカウルあたりのかみ合わせが緩んでいるのかと思い、手のひらでぺちぺち叩いてみたりしたのですがその様子もなく、もやもやとした日々を過ごしてきました。
以前、中古のセピア(CA1EA)を買ったときに不具合を自分で探り始めたら、試行錯誤や部品や特殊工具の購入やらでへとへとになった経験があるので、いざとなればバイク屋に持っていけばいいやと、アドレスV125Sとはあまり直に向き合って来なかったのですが、ものの弾みで検索してしまったら割とその気になってきたので、次の処置となりました。
まず、異音部分を特定することから始めます。
エンジンを始動して、あっちゃこっちゃに耳を近づけて異音を探します。→しない。
ブレーキを掛けながらスロットルを開き、あっちゃこっちゃに耳を近づけて異音を探します。→する!ウィンカースイッチと計器の間くらいから。走行中のものとは違うけど。
そして、次の記事を参考に、ライトカウルの中にあるねじの緩みか、ダイアグノシス用カプラー(外部からの測定用の接続コード端子)のカウルとの当たり音ではないかと推定(結果としてカプラーは逆側にあったので違いました。また、遊んでいる感じもなかったので放置。)。
(アドレスV125Gビビリ音 Part2)
http://ty0244.blog29.fc2.com/blog-entry-24.html
こうなると開けてみたくなるのが心情。次の記事を参考にしてカウルを外します。
(アドレスV125G ヘッドライト交換)
http://ty0244.blog29.fc2.com/blog-entry-15.html
ねじは簡単に外れるものの、ツメで留まっているという部分が良く分からない。ヘラを買いに行って差し込めばいいのだろうけど、今は夜。マイナスドライバーを突っ込んであっちゃこっちゃゆすってみるとなるほど外れそうだ、が手強い。真ん中のツメが、もー、とごちゃごちゃしていたらしばらくして外れました。
そしてカウル側のツメが1か所いつのまにか折れていました。ブレーキフルードタンクのところです…。このせいでノイズが増えたら本末転倒。一瞬ちゃぶ台をひっくり返したくなるような衝動をやり過ごし、中を覗いてみます。
先に述べたとおり、ぶらぶらしてカウルに当たるようなケーブルや端子は特になく、異音発生元あたりのねじを触ると、1つ明らかに緩んでいるものがあったので増し締めし、他にも1つか2つ少し増し締めできました。
なるほどこれか、とエンジンを掛けて(原因切り分けのためには開けた直後にもエンジンを掛けるべきでしたね。)、聞いてみると収まったような気がします。今日はこれでいいや、と全部元通りにして、改めてエンジンを掛けても異音は聞こえません。欠けたツメの部分も今のところ大丈夫そう。
が。
バックミラーがゆるゆるで締まらない。外すときは手でぐるぐるしたのだけど、逆ねじがはさんであるので手では締まらない。
いつも積んでるドライバーやソケットレンチセットは手元にあるが、スパナがない。
検証は10mm14mmスパナを2本、ダイソーででも買ってきてからです。
2014.5.30追記
どこかのサイトで見た数字を鵜呑みにしていたが、念のため実測したらミラーのナットは14mmでした。
取り付け後、走ってみたところ異音は消えていました。一件落着。
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