広島都市圏(「都市圏」って言っても田舎だぜ)でも昨秋、JR西日本のICカード「ICOCA」(JR東日本で言うところの「Suica」)が導入されると共に自動改札化がようやく行われたところです。
そして、今月26日の「PASPY」(首都圏における「PASMO」)のサービスインに先駆けて、23日からPASPYカードの販売が開始されました。
従来、広島県域の公共交通機関には、共通のプリペイド式磁気カード(バスカード)があり、購入額の10%のプレミアムが付いていました(1000円で購入するカードは1100円分の利用が可能)。
PASPY導入によってバスカードは将来的に廃止される予定ですが、このプレミアム分のメリットについては、チャージ時ではなく、精算時にPASPYを利用した際に利用額の10%を割り引くという形で概ね引き継がれたようです。
また、PASPY対応の交通機関はICOCAでも利用することができますが、上記プレミアム分割引は適用されません。逆にPASPYではJR西日本の利用そのものができません。プレミアム分の扱いは変わらないとしても、相互互換性については、将来的にはPASMO同様に拡大されるのではないかと予想しています。
【PASPY(広島電鉄、記名式バージョン) 08.01.25】
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