公布:昭和30年7月7日政令第109号
施行:昭和30年7月7日
改正:昭和59年5月15日政令第137号
施行:昭和59年5月21日
改正:平成11年12月8日政令第393号
施行:平成12年4月1日
改正:平成12年6月7日政令第309号
施行:平成13年1月6日
内閣は、あへん法(昭和二十九年法律第七十一号)第三十二条第四項、第三十三条及び第四十七条の規定に基き、この政令を制定する。
(収納代金の一部の支払)
第一条 あへん法(以下「法」という。)第三十二条第四項の規定により、国がけし耕作者又は甲種研究栽培者の納付したあへんの収納代金の一部の支払をすることができる額は、その者が納付したあへんのモルヒネ含有率がその年度の前三年度中にすべてのけし耕作者が納付したあへんの平均モルヒネ含有率に等しいものとして計算したその者の収納代金の額の百分の五十以内とする。
2 厚生労働大臣は、法第三十二条第四項の規定によりあへんの収納代金の一部の支払を行う場合には、支払の時期及び額について、あらかじめ財務大臣に協議しなければならない。
(平年度収納代金の額の算出方法)
第二条 法第三十三条第一項に規定する平年度収納代金の額は、災害を受けた者の平年度一反当たりモルヒネ含有量にその者のその年度における実栽培面積の反数を乗じて得た数量につき、その年度のあへんの収納価格によつて計算するものとする。
2 前項の平年度一反当たりモルヒネ含有量は、その者がその年度の前三年度中に納付したあへんの各年度における一反当りのモルヒネ含有量を平均した数量とする。ただし、その三年度中にその者があへんの納付をしなかつた年度が二年度以上含まれているときは、その三年度中にすべてのけし耕作者が納付したあへんの各年度における一反当りのモルヒネ含有量を平均した数量とする。
3 前項の規定の適用については、その者が災害補償金の交付を受けた年度は、あへんの納付をしなかつた年度とみなす。
4 けし耕作者がけしの栽培に着手した後、その栽培を継続することができるにもかかわらず、その栽培面積を縮少し、又は栽培を廃止したときは、その縮少又は廃止に係る栽培面積の反数は、第一項の実栽培面積の反数から控除するものとする。
(手数料)
第三条 法第四十六条に規定する政令で定める手数料の額は、次の各号に掲げる区分ごとに、それぞれ当該各号に定めるとおりとする。
一 けし栽培の許可を申請する者 千円
二 けし栽培の許可の変更を申請する者 五百円
三 栽培許可証の再交付を申請する者 三百円
(交付金)
第四条 法第四十七条の規定による費用の交付は、法に基き都道府県知事が行う事務のために都道府県が支出する旅費及び事務費について行う。
附 則 [抄]
1 この政令は、公布の日から施行する。
4 罌粟罹災補償金交付に関する件(昭和十七年勅令第六百八十七号)は、廃止する。
附 則 [昭和59年5月15日政令第137号]
この政令は、各種手数料等の額の改定及び規定の合理化に関する法律の施行の日(昭和五十九年五月二十一日)から施行する。
附 則 [平成11年12月8日政令第393号] [抄]
(施行期日)
第一条 この政令は、平成十二年四月一日から施行する。
附 則 [平成12年6月7日政令第309号] [抄]
(施行期日)
1 この政令は、内閣法の一部を改正する法律(平成十一年法律第八十八号)の施行の日(平成十三年一月六日)から施行する。[後略]
以上
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